「日本一長いライスシャワー」の記録達成に挑戦するイベントが18日夜、埼玉県秩父市であった。結婚した新郎新婦を祝福する400人以上で作ったライスシャワーの列は116メートル。各分野の日本一を独自に認定するネットサイト「日本一ネット」に近く申請する。

 イベントは、歩行者天国にした道路に出店が並ぶ「ナイトバザール」の会場で実施。バザールを主催する「みやのかわ商店街振興組合」が地域を盛り上げようと、企画した。

 新郎新婦は秩父市に隣接する小鹿野町役場から地域活性化センター(東京都)に出向中の小菅旭央(あきお)さん(29)と優衣さん(27)。小鹿野・横瀬町長をはじめ地域振興を担当する秩父地域の自治体職員や地域おこし協力隊員らがイベントに参加した。バザールの買い物客らにも「思い出に残る」記録挑戦への協力を呼びかけた。
新郎新婦は結婚式を終えた後、商店街のコミュニティー施設前を先頭にした列の間を歩いた。米をかけられながら「ありがとうございます」と繰り返した。

 日本一ネットは「電車ごっこ参加人数日本一(みやのかわ商店街振興組合、1315人)」「最長のバージンロード(東京都・渋谷マークシティ、330メートル)」などの日本一を掲載。だが、ライスシャワーの記録は掲載されておらず、同組合は「新記録になる」ともくろむ。

 小菅さんは「めちゃくちゃ感動した」、優衣さんは「ますます秩父が好きになりました」。二人は満面の笑みだった。【山田研】

新郎新婦を祝福「日本一長いライスシャワー」に挑戦 埼玉・秩父
https://news.yahoo.co.jp/articles/e29c118944ebef4f715c2c408e63a13b1d62fcc5