>>72
ブッシュJrまでのアメリカからオバマへの政権交代と
「もう世界の警察は続けられない」という話に
ついての誤った解釈というか表層的な解釈が世間に
流布してるけども
なぜあの時期にオバマが折れて「もうアメリカは
世界の警察を続けられない」みたいな話をすることに
なったかは
幾つかの要因があるが、一番よく、あまりにも無害
だから流布されてる解釈が「アメリカが経済的に
突出していた時代が終わり途上国とのGDPの差が
相対的に縮んできた。このためアメリカ一国が
世界を警察するというような力関係が成り立たなく
なってきている」という解釈。一方、表の言説に
出てこず、クソ資本や知識人の名にも値しない
三流知識人が言及しないもう一つの要因が
ブッシュ政権末期からオバマにかけて「アメリカが
過去に行ってきた悪事とその告発」が相次いでおり
アメリカが秩序を維持する側であり、その敵と
されてる側が撹乱要因という図式が極めてうすら寒い
というか説得力が喪失された時期だった。
つまり「俺は警察だ」とか言ってる阿呆がやってる
ことがデバガメであり盗みであり詐欺師の使役による
他の地域の破壊だってのが隠しにくくなってきた
のとパラレルだってこと。

ブッシュJrからオバマにかけての時期に
イラク戦争が詐欺の狂言だったってのはもとより
スノーデン問題やウィキリークスや
とにかく「アメリカ政府や欧米グローバル資本は
詐欺師」
という認識が覆い隠せないようなイベントが足下で
続出してた。

アメリカが世界の警察なんか続けられないのは当然で、
もう誰もこんな詐欺師にとりしまってなんて欲しくない
と思い始めたモメンタム、そういう機運が根底にある。

こういうことはアメリカ軍に占領されてるも同然の日本じゃ公式言説では絶対説明してくれないから
大勢の頭にはこのことは入ってないが。
だからバカで脳天気な日本の低能オジサンは居酒屋なんかで
オバマがやめれば「アメリカはまた世界の警察やれる」
みたいな政治談義することになる。

このかわいそうなオジサンには誰もアメリカが詐欺師だと教えてくれなかったのだろう。
しかし、残念ながらパクスアメリカーナはもう再構築するのが難しくなってる。
アメリカが保安官のフリすんのを疑わしく思い始めた人間が、とくに何度も何度も騙された
途上国などに増えてるだろうからだ。