収支を見てみると、例えば国立競技場は2022年度だけで、維持管理費などで約13億円の赤字の見通し。さらに、土地の賃借料も11億円ほどかかります。

競泳の会場となった東京アクアティクスセンターも、都の試算では毎年6億4000万円の赤字になる見込みです。

アクアティクスセンターのすぐ近くにある、東京辰巳国際水泳場は、アイスリンクに改修される方針です。都によりますと、アイスリンクへの改修費用には、約44億円がかかるといいます。

他にも、カヌー・スラロームセンターや大井ホッケー競技場など、有明アリーナを除く、5つの施設で毎年、大きな赤字となる見込みです。

こうしたお金は、都民の税金によって賄われることになります。
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