ひろゆき「遅刻しても成果さえ出せればいい」を論破する有吉弘行の “横綱相撲”…生き残るのは遅刻せず結果出す人

 実業家・ひろゆき氏の「遅刻しても成果さえ出せればいい」理論が話題を呼んでいる。

 6月19日放送の『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)にリモート出演したひろゆき氏。

 会社での処世術がテーマになり、同局の弘中綾香アナウンサーが「入社したときに気をつけていたのは、仕事でミスはしていいけど、社会人のミスは絶対しないようにしようって。遅刻とか、提出物が遅れるとか、忘れ物とか」と明かす。

 しかし、ひろゆき氏は「僕はいまだに遅刻をよくする」とぶっちゃけ。南海キャンディーズの山里亮太から「『いい加減にしてくださいよ、時間守ってください』となったとき、どうやって切り抜けているんですか?」と聞かれると、「成果さえ出せればいい」と断言した。

 続けて、「たとえば、成果をまったく出してない人が時間どおり来ても、『売上が立ってないからいらないよね』って話になっちゃう。能力のない人ほど、遅刻しない自分がすごいって言いたがる」と持論を展開した。

 しかし、ネット上ではひろゆきの持論に、批判的な声も多い。

《ひろゆきがそういう相手、その程度の仕事しかしてきてないって事。遅刻が許される世界とそうでない世界があるよね》

《遅刻をするかしないかと、能力のあるなしはまったく別の話。「能力のない人ほど、○○しがち」という構文は、個人の感想》

《遅刻しない俺凄い。なんて誰も言ってない。遅刻して他人の時間を奪うんじゃねぇ。って言ってるだけだよ》

「ひろゆき氏の二択は、椅子取りゲームの激しい世界では通用しないでしょう。本当に熾烈な競争のある市場では、遅刻する人も結果を出せない人も振り落とされていき、“遅刻せず結果も出す人” が生き残っていくものです。

 この話を芸能界で見てみましょう。

 たとえば10本以上のレギュラー番組を持つ有吉弘行さんは、多忙ながら、絶対に遅刻しないことで有名です。いまでも、1時間前には現場入りすることもざらだとか。

 6月14日に放送された『有吉クイズ』(テレビ朝日系)でも、香川のロケを終えた後、ラジオの生放送に間に合わせるため、プライベートジェットを用意する周到っぷりが明かされていました。

 昨年9月には、『有吉の夏休み2021』(フジテレビ系)で、遅刻癖のあるフワちゃんに『時間だけは守れ』とマジ説教する姿も話題になりました。

 あえてカメラの前で叱ったのは、有吉さんの優しさでしょう。本気で遅刻癖が直らなければ、芸能界に居続けるのはむずかしいですから」(芸能関係者)

 ひろゆき氏の遅刻理論を論破する、有吉の堂々とした “横綱相撲”。やはり、遅刻はしないにこしたことはない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/00ba497f2269992104fb43455161c820cfe0f000