イタリアの衛星に投票機の押収、ホワイトハウスが推進した陰謀論

トランプ氏は自分の主張を正当化するために、連邦政府のあらゆる手段を使おうとしていた。公聴会に出席した3人の証人は全員、それを明確に説明した。

3人によれば、政権最高レベルの当局者が、インターネットの片隅にあった陰謀論の調査を迫られていた。トランプ氏は、不正投票が広まっていたという根拠のない主張を正当化しようと躍起だった。

当時のミラー国防長官はホワイトハウスの要請で、イタリアの衛星が投票結果をトランプ氏からバイデン氏に変えたという陰謀論を調査するため、イタリアの国防相に連絡した。

自身もこうした陰謀論の調査を求められたドノヒュー氏は、陰謀論を「完全に狂っている」と断じた。CNNは以前、メドウズ首席補佐官が国防幹部にこの陰謀論の調査を求めていたと報じている。
https://www.cnn.co.jp/usa/35189475-2.html