過去150年の金融市場の歴史が参考になるとすれば、S&P500種株価指数は、年末までにさらに24%下落する恐れがある。

  ソシエテ・ジェネラルによれば、S&P500種指数の底入れには、今後半年で1月のピークから最大40%下げる必要があると推計され、底値の下限は2900となる。同行が示す底値レンジの上限は3150で、ピークからの下落率は約34%になる計算だ。

  利益予想やバリュエーションと対立する要因として、1870年代以降の危機後の市場バリュエーションを定量分析を用いて研究した結果、底値のレンジを導き出した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-24/RDYFIXT0G1NZ01