ジョージアのいう領域にせよ中世期の一時期に名君とされるバグラチオン朝の女王が打ち立てた版図
元々が人種の坩堝たるイベリアを征服したカルトベリ達一派の国家に過ぎない

それですら中世中期にはセルジュークの征服を受け崩壊
その後3つの公国に分裂し1つになることはなかったし
現アブハジアの領域はその一角を継いだもの
そこからの歴史は大国間の保護領としての存続で

その領域決して固有のもとはいえない
近代の民族主義の高揚でカルトベリが勝手に全イベリアを代表したに過ぎな


いまさらカルトベリ達がロシアに抑圧されたとて
その下にはカルトベリの抑圧を受けた民族がいるのも事実

これは隣国アルメニア-アゼリーの領域紛争とはまた毛色が違い
はたまた一つのジョージアという見方は危険でしかない