県内では23日、合わせて239人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表されました。

23日、県内で発表された新規感染者の数は239人で、先週の木曜日と比べて4人増えています。

年代別では「10歳未満」と「10代」が全体のおよそ47%を占め、若い世代の感染が依然として広がっています。

自治体別では、▽長崎市で63人、▽佐世保市で60人、▽諫早市で50人、▽大村市で21人、▽五島市で12人、▽島原市と新上五島町でそれぞれ5人、▽長与町と時津町でそれぞれ4人、▽雲仙市と南島原市、それに佐々町でそれぞれ3人、▽西海市で2人、▽平戸市、松浦市、対馬市、それに東彼杵町でそれぞれ1人となっています。

新たな感染者の集団=クラスターも発生しています。

佐世保市で▽市立学校の関係者8人、▽児童関連施設の関係者5人、また、長崎市で▽市立小学校の関係者6人の感染が確認されました。

また、すでに確認されているクラスターでは、▽五島市の保育園で新たに園児2人、職員1人の感染が確認され、このクラスターによる感染者は園児と職員の合わせて11人になりました。

県はマスクの着用について、基本的な感染防止対策として重要だとする一方、熱中症予防の観点から屋外で着用の必要がない場面ではマスクを外すことを推奨するとしています。

また、手や指の消毒やこまめな換気といった感染対策の徹底を継続し、体調が少しでも悪い場合は外食や会食を控えて速やかに電話で医療機関に相談するよう呼びかけています。

長崎県 新型コロナ 新たに239人感染確認
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20220623/5030015072.html