中国やロシアなど新興5カ国のBRICSは拡大会合にイランやインドネシアなど13カ国を招きました。

 習近平国家主席は欧米への対抗を念頭に「新興国と途上国の団結」を強調しました。

 24日にオンラインで開催されたBRICSの拡大会合には、イランやエジプト、インドネシア、タイなど13カ国の首脳らが参加しました。

 冒頭、中国の習主席は「新興国と途上国の経済は世界の半分を占める」としたうえで「新興国と途上国の団結の意思は強固だ」と欧米など先進諸国への対抗心を鮮明にしました。

 習主席は23日の首脳会合で、BRICSの参加国拡大に意欲を示し「新鮮な血液を取り入れ活力をもたらせば影響力が高まる」と強調しました。

 欧米への対抗軸としてBRICSの存在感を高める狙いがあるとみられます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b0d42ff317d83cb129e5e50bf6f7147bb1aa173