W杯期間中、どこまで法律が適用されるか未知数 英紙も見解「常識的にやってほしい」

11月にカタールで行われるカタール・ワールドカップ(W杯)において、現地を訪れたファンも含めて「婚外交渉で懲役7年の可能性」と英紙「デイリー・スター」が報じた。

記事では「今年のW杯では、一夜の情事で7年の懲役刑に処せられる可能性がある」と指摘。
また警察関係者のコメントとして、「夫婦で来ているのでなければセックスは禁止。
この大会では、一夜限りの関係はあり得ない。パーティーも禁止。
刑務所に入りたくなければ、みんな冷静でいる必要がある」と紹介している。

現地で観戦するファンはカタールの法律も強く意識する必要があるかもしれないと指摘。
婚外交渉で有罪となれば最大懲役7年に処されることもあるという。

大会の最高責任者であるナセル・アル・カター氏は「ファン1人1人の安全と安心は、我々にとって最も重要なことです。
しかし、公共の場で愛情を示すことは嫌われることであり、我々の文化の一部ではない。そしてそれは誰に対しても同じことだ」とコメントしている。

「この厳格な中東の国では、結婚を伴わない行為は法律違反であり、そのルールは厳格に執行されるとのことである」と報じつつも、実際のW杯期間中、現時点でどこまで適用されるかは未知数だ。

記事では、W杯開催の意義を踏まえて「W杯での取り締まりは、常識的にやってほしいというのが我々の願いだ」との見解を示していた。

https://www.football-zone.net/archives/389140