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10秒間の片足立ちができない高年層は、10年以内の死亡リスクが2倍に
バランス感覚は、比較的後年まで維持される機能ですが、50代半ばを過ぎると急速に衰え始めます。
高年層における転倒が、負傷や死亡事故の主な原因になっていることを見ても、専門家は「加齢に伴うバランス感覚の衰えについて、もっと理解を深めるべき」と考えています。
そこで、英ブリストル医科大学(BMS)を中心とする国際研究チームは、50代~70代の高年層を対象としたバランス感覚のテストと、死亡リスクとの関連性を調査。
その結果、10秒間の片足立ちができない高年層は、10年以内の死亡リスクが2倍以上になることが示されました。
研究の詳細は、2022年6月に学術誌『British Journal of Sports Medicine』に掲載されています。
https://nazology.net/archives/111007