「打たれた瞬間、脊椎反射で」 中日・福投手に「死ね」ツイート、ファン歴35年派遣社員の懺悔
以下抜粋
問題のツイートを投稿したのは、2021年6月13日。この日は、インターネットカフェでライブ放送を観ながら実況していた。
派遣の仕事が雇い止めになり、時間的な余裕があった。
モニター前に座り、野球のライブ放送を表示しながら、実況のため、ツイッターの画面を開く。
もちろん、応援するのは中日ドラゴンズだ。
しかし、この日、男性が思うような結果は出ておらず、中日ドラゴンズはピンチに追い込まれていた。
「監督の判断で投手交代になり、福谷浩司投手から福投手に代わったんです。
福投手は、前の年に最優秀中継ぎを受賞しているので、『今年もやってくれる!』と期待していました。
しかし、この年のプレー内容に疑問もありましたし、6月上旬の試合から調子が落ちてきたようには感じていました。
投手交代に不満もありましたし、交代後、福谷投手は、手を組み、祈るようにしていたんですよ。
そうしたら、福投手が勝ち越し打を打たれてしまって…ベンチでうなだれている福谷選手を見て、頭に血がのぼってしまったんです。
ブツッときてしまいました」
咄嗟にツイッターで放った言葉は「福、死ね」。脊髄反射的にツイートした。
「ツイート内容は、ただの感想です。これまでも、野次のつもりで『アホ』『ボケ』『カス』などと
ツイートしたことはありますが、『死ね』は滅多に使わない言葉なんです」
「本当に死んでほしい」と願って「死ね」と投稿したわけではない。ツイートした瞬間は、期待が高かった分、怒りでいっぱいになった。
「期待しなければ、『死ね』とは言いません。私も親に死ね死ね言われて育ってきていますから」と男性は語る。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c85f51723aa0c68e940a8b4dd3030b323519bc9