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第26回参院選(7月10日投開票)が22日午前、公示された。長野選挙区(改選1)では歌手松山千春(66)が、長野市内で第一声を上げた自民党新人でタレントの松山三四六(さんしろう)氏(51)の応援に駆けつけた。

松山三四六氏は、千春に物まねの実力を認められて、直々に命名を許された師弟の間柄。千春はこの日、かわいい弟分の立候補にあたり、詰めかけた約600人を前に、自らの政治観を含めて午前10時3分から16分間、マイクを握った。

「三四六は何をやらせてもそつなくやれるタイプ」と開口一番、長所を挙げた。自分のふるさとである北海道足寄町の中に長野という地名があることにも触れ、「開拓のため、入植してきた。長野のことをいつも思っている人たちです。本当に長野のことを思うなら、いろいろな形でPRしたい」と、まずは長野との接点を力説した。

続いて、鋭い舌鋒(ぜっぽう)でライバル候補の立憲民主党現職、杉尾秀哉氏(64)を厳しく批判した。「政策に文句をつけるだけで、どうしたいのか1つも言ってくれない。票が欲しいばかりに共産と一緒にやっている。杉尾さんは、この国を中国、北朝鮮、ロシアにしたいのか。日本は社会主義、共産主義のような国になってはいけません。自由と民主主義が基本。聞こえのいいことばかり言っている政党には、政権を取る資格はない」などと話し、聴衆から拍手を浴びた。