(内閣府が公開した動画より)
有権者
「すばらしい、若いのにね~。大変だねほんとに(候補者と握手した手を離さない)」

有権者
「選挙頑張ってね。(抱きつきながら)投票するから携帯番号教えてくれる?」

投票をちらつかせて嫌がらせをする「票ハラスメント」が横行しています。

東京・北区の臼井愛子区議も3年前に初めて選挙に出て以来、“票ハラ”に悩まされてきました。

東京・北区 臼井愛子区議(31)
「握手を求められて、普通に握手すると思ったら、ここら辺(手首)まで手をずっとサワサワされて、握った手を離さないみたいなのはすごく多かったですし、女性議員が並んでるポスターを指さして『この人とこの人と君で悩んでるから、ほっぺにチューしてくれたら(票を)入れてあげるよ』って言われた瞬間に、本当にありえないなと思って」

選挙活動を手伝うはずのボランティアの男性が、異性として交際を求めてきたこともあったといいます。

東京・北区 臼井区議
「『家の前で待ってます』とか、そのうち事務所前で夜遅くに待ち伏せしていて。関係性がこじれると逆恨みされるんじゃないかとか、1票でも多く取っていきたいと思ってましたし、変な噂を流されたくないとか」

内閣府による地方議員への調査(2020年度)では、ハラスメントを受けた経験がある議員は、女性が57.6%と、男性の32.5%を大きく上回りました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1751d1d445ba6df23a6bca753919aa00b5e6715b