半世紀近く維持されてきた最高裁判例を最高裁自身が覆したことで、
過去の最高裁判例が保障してきた権利についても
同様の対応があるのではないかと、懸念が高まっている。

賛成意見を書いたトーマス判事は、
「将来的には、この法廷のこれまでの実体的適正手続きの先例をすべて再検討すべきだ。
これには、グリスウォルド、ローレンス、オバージフェルも含まれる」と書いた。
グリスウォルド、ローレンス、オバージフェルとは、
3つの画期的な判例の名前で、
避妊具を使う権利の保障、
ソドミー(肛門性交)禁止の撤廃、
同性婚の合法化に、それぞれつながった。
https://www.bbc.com/japanese/61934070