【大宜味】辺土名高校(大宜味村)サイエンス部の東竜一郎教諭(48)、3年の金城勇斗さん(17)、1年の仲井間憲汰さん(15)が14日、大宜味村で金粉がかかったようなオキナワノコギリクワガタを発見した。このクワガタの体色に関する研究を続けてきた東教諭や金城さんによると、これほど明るい体色をしたオキナワノコギリクワガタは珍しいという。

 金粉がかかったようなノコギリクワガタは愛好家の間で通称「金粉個体」と呼ばれている。

 東教諭らが金粉個体を発見したのは、14日午後8時ごろ。学校周辺で採集中に木の枝にいる黄金色のクワガタに東教諭が気付き、近くにいた金城さんと仲井間さんに「ものすごいものを見つけた」と呼び寄せた。採集したオキナワノコギリクワガタの体長は4センチのオスで、辺土名高校で飼育している。

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