「家庭用核シェルター」問い合わせ急増 価格は2000万円以上

ウクライナ危機でロシアなどによる核兵器使用の懸念が高まる中、鹿児島市石谷町の住宅メーカー「七呂(しちろ)建設」が販売する家庭用核シェルターへの問い合わせが増えている。
16日には本社ショールームをリニューアルしたが、価格や日本の住宅事情で設置できる家は限られており、同社は自社製シェルターの開発にも着手している。

シェルターは米国製で、地下約5メートルに埋設する形で設置。鉄製で縦2・4メートル、横3メートルあり、室内は4畳半ほどの広さで高さは2・5メートルある。
折りたたみ式ベッドや簡易トイレ、床下収納スペースを備え、4人家族が2週間以上の滞在を想定。パワージャッキがあり、8トンのがれきが入り口を塞いでも人力で押し開けられるという。

https://mainichi.jp/articles/20220626/k00/00m/040/026000c
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2022/06/26/20220626ddlk46040314000p/9.jpg