米自動車業界で現在最もホットな電気自動車(EV)は、韓国の自動車メーカー、現代自動車と傘下の起亜自動車の新モデルだ。

  両社の新型EV、現代自の「アイオニック5」と起亜の「EV6」は米販売ランキングを駆け上がり、日産自動車の「リーフ」や「シボレー・ボルト」などテスラ車以外の全モデルを追い越した。現代自と起亜の2モデル合計の1ー5月の米販売台数は2万1467台と、米フォード・モーターの「マスタング・マッハE」(1万5718台)も上回った。


  テスラの販売台数は依然として現代自と起亜を大きく上回っているものの、両社が数カ月で成し遂げたEV販売台数を実現するのに10年かかった。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)も感心しており、「現代自はかなり好調だ」とツイートした。
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https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-27/RE4701T0AFB501