県内では29日、合わせて415人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表されました。
また、佐世保市は療養中だった市内に住む80代の女性1人が死亡したと発表しました。

29日、県内で発表された新規感染者の数は415人で、先週の水曜日と比べて156人増えています。

1日の感染者数が400人を超えるのは、先月25日以来35日ぶりです。

自治体別では、長崎市で144人、佐世保市で113人、諫早市で53人、大村市で30人、五島市で21人、時津町で11人、雲仙市で10人、島原市で7人、平戸市で5人、壱岐市と長与町でそれぞれ4人、南島原市と佐々町、それに新上五島町でそれぞれ3人、松浦市と波佐見町でそれぞれ2人でした。

新たな感染者の集団=クラスターの発生も相次いでいます。

これまでに佐世保市では、市立学校2校で関係者がそれぞれ13人と6人の感染が確認されたほか、児童関係施設でそれぞれ25人、11人、7人の園児の感染が確認される3件のクラスターが発生したと見られています。

五島市では、介護福祉施設で入居者と職員合わせて8人の感染が確認されました。

すでに公表されているクラスターでは、五島市の障害福祉サービス事業所で、利用者と職員合わせて6人の感染が確認されました。

一方、佐世保市は、すでに感染が確認され療養中だった市内に住む80代の女性1人が死亡したと発表しました。

県は、マスクの着用について、熱中症予防の観点から屋外で着用の必要がない場面ではマスクを外すことを推奨するとしています。

新型コロナ415人感染 35日ぶりに400人超 1人死亡
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20220629/5030015118.html