中国初の大規模二酸化炭素洋上回収・貯留プロジェクトが稼働開始
https://www.recordchina.co.jp/newsinfo?id=896937

中国海洋石油集団は29日、中国初となる大規模な二酸化炭素洋上回収・
貯留プロジェクトが正式に稼働を開始し、洋上での二酸化炭素回収・貯留
量が年間300?500万トン前後に達する見通しだと発表しました。

この二酸化炭素回収・貯留プロジェクトでは、中国南部にある広東省大亜
湾石油化学エリアの各企業が、生産中に排出する二酸化炭素を回収装置
で収集し、圧縮した後、パイプラインなどで付近の条件を満たす海域に輸
送して貯留や地質利用を行います。大亜湾が位置する珠江河口付近の海
域は優れた二酸化炭素貯留条件を備え、この海域の二酸化炭素貯留容量
は1000億トンを超えるということです。

中国海洋石油集団によりますと、このプロジェクトは第1段階として、二酸化
炭素貯留量を年間300?500万トンと見込んでおり、炭素削減効果は新たに植
樹した樹木の2700?4500万本に相当します。第2段階では、二酸化炭素の貯
留量を500?1000万トン級にすることを目指します。(提供/CRI)


https://youtu.be/dwYmTuBNf78