今回発見された2つの惑星「ティーガーデンb」
「ティーガーデンc」は、
おひつじ座に存在する15.4等級のティーガーデン星と呼ばれる恒星をそれぞれ約4.9日と約11.4日で公転する惑星です。

ティーガーデン星は2003年に発見された星で、太陽からおよそ12.5光年の距離にあり、
年齢は少なくとも80億歳。その質量は太陽のおよそ8~9%しかないとのこと

論文では、2つの惑星の最小質量はどちらも地球に近く、
もし組成に鉄や水が多く含まれていればその体積も地球に近いものになると予想されています。
また、研究チームによると、2つの惑星のうち内側を公転して恒星により近いティーガーデンbは気温が0~50℃の範囲で、
28℃前後という温暖な地表環境にある可能性があるとのこと。
一方で、外側を公転するティーガーデンcは表面温度がおよそ-47℃と、火星のような環境かもしれないそうです。
https://gigazine.net/news/20190620-carmenes-dwarf-teagarden/