14歳2カ月でプロデビュー後、瞬く間に公式戦最多連勝記録を樹立した将棋棋士・藤井聡太氏。数多くの最年少記録を塗り替え、現在は叡王を含め五冠のタイトルを保持する19歳だ。

ひふみシリーズの最高投資責任者、藤野英人氏がかねてから話したかった憧れの人物で、「藤井さんは最も尊敬する人の一人」といつになく緊張した様子を見せるのはYouTubeチャンネル「お金のまなびば!」の対談でのこと。

年の差36歳、将棋界と金融業界の第一線で活躍する二人の対談がここに実現した。

将棋における活躍は誰もが知るところだが、気になるのは藤井叡王がお金に対してどんな価値観を持っているかというところ。そこで藤野氏はまず「100万円があったら何に使う?」と尋ねた。

これに対し、藤井叡王は「以前将棋用のパソコンを自作したとき、パーツの合計が100万円くらいだった。またパソコンを作るかもしれません」と回答。

今やほとんどの棋士が将棋ソフトを用いて研究しており、なかでも藤井叡王が使用するパソコンの性能は群を抜くともっぱらの評判だ。だが、パソコンのパーツは値動きが激しく、自分が買った直後に値下がりして「しまった」と思うことも多いそうだ。

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