「1件目のホームステイ先にいる時、友達と週末ライブにいく約束をした。帰って早速伝えると快く了承。楽しみに当日を迎えた。夕方になりそろそろ出掛けないのかとチラっと見たら、視線に気づいてくれた様子。車にみんなで乗り込んでライブ会場まで…と思ったら、なぜか教会に。寄り道?遅れちゃう…汗 『あの、約束の時間が迫ってるんですけど…』と伝えると『アナタの約束と私の約束の優先順位どちらが高いと思ってるの?』とまさかの返しに呆然…。

さすがにプツンッと何かが千切れる音が聞こえた。思わず『私にも約束があるんだ!』と日本語でキレてしまった。すると…、『In English.』英語で言えと 悔しくて、涙が止まらなかった。言語の壁。伝わってたとしてもスルーされる状況を打破する力も無く。当時の私は“自分の英語力のせい“だと自分を責めた。この理不尽が人種差別とも知らずに。翌日友達に平謝り。『なにそれありえない…何も悪くないよ』と一緒に悔し泣き。この対応に心の底から救われた。」

ライティングサロン「らいぷら」講師として活動するみかんさん(@mikakawa1)の投稿で、彼女が16歳でアメリカでホームステイしていた際のエピソードだ。この他にもみかんさんは朝5時に起きて自分の身長より大きなダルメシアンの散歩や5人の子どもの世話を課せられ、最終的には「アジア人を家に入れたくないの」と家を追い出されてしまったという。日本人も海外にいると人種差別を受けることがあるという事実にあらためてはっとさせられた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3c7f9325cffe6af6f3ebdae942edf449bf20ef4b