7.10参院選の一大争点となった円安・物価高。岸田政権の無策を突く野党が盛り返し、自民の圧勝シナリオは崩れつつある中、諸悪の根源の安倍元首相は意気軒高で、全国を精力的に飛び回っている。
■「選挙に強い」印象操作も崩壊 もっとも、応援に入るのは安倍派議員が優勢の選挙区ばかりだったが、終盤に来て次々と劣勢に追い込まれている。「選挙に強い」との印象操作もついに崩壊寸前だ。
大誤算が、安倍派の総力支援を受けて東京選挙区に立つ生稲晃子候補だ。
まるで「アベの呪い」。選挙後の主導権争いを占う上で、安倍元首相の減退は岸田首相にとってもシメシメだ。
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