同社関係者によると、山上容疑者は1999年に奈良県立高校を卒業後、2002~05年に海上自衛隊に勤務。退職後はファイナンシャルプランナーや宅地建物取引士などの資格を取り、複数の会社で派遣社員やアルバイトで働いていたと同社に伝えていた。

 防衛省は8日、山上容疑者と同姓同名で同じ年齢の人物が、02~05年の3年間、海上自衛隊に任期制の自衛官として在籍していたと明らかにした。

容疑者の親族という男性は取材に、「特定の宗教を巡って容疑者の家庭は壊れた。本人はその宗教を迷惑に思っていたはずだ」と話した。