すると、午前11時50分頃に、出口秘書がわたしにスマートフォンの画面を見せて、惨事を知らせました。
 
わたしは短く考えてから、聴衆である主権者・国民のみなさんに第一報を知らせたうえで、「安倍さんはきっと戻ってくると信じます」、
そう話ししているとき、あの背格好の気配がまずわたしのすぐ背後に現れました。

わたしは聴衆のみなさんへ発している言葉とは裏腹に、胸の裡(うち)では『あっ、これは、もう駄目じゃないか。別れを告げに来られた』と無言の大声で叫びました。悲痛苦の思いが噴き出ました。
 
すると次の瞬間、気配はわたしの右横に回り、その朝に機内で見た笑顔そのままに微笑んで、凄まじい速さで斜め上に飛び去って行かれました。

▼心無いひとびとがまた、中傷誹謗のターゲットにするでしょう。
 また、わたし自身、にんげんが創りあげてきた科学で説明できないことを、みんなに信じてもらいたいという気持ちは皆無です。
 さらに、わたしの感覚を絶対視しない、ただの思い違いかも知れないと客観視することを常に、心がけています。
 だからもう、書くのはやめようと思いました。https://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=4267