
生稲氏はピンクをイメージカラーにしていたが、この日は白のポロシャツに黒のアームガード姿でこう訴えた。
「私は安倍先生に『演説が苦手なんです』と話したら、『大丈夫。慣れるから。私も始めた頃は苦手だったんですよ』と励まされた。
励ましていただいたときの、あの優しい笑顔を忘れることができません」
生前の安倍氏を思い出したのか、涙声でこう続けた。
「安倍元総理が目指した日本を私たちが引き継いでいく。そのためにこの選挙戦に勝たなくてはならない。私を国会に送ってください」
そう訴えると、大きな拍手と声援があがった。
ビラ配りを担当していた松田康将都議はこう語る。
「景色が変わりました。ビラを配っていて、有権者の方が『安倍さんの分まで頑張って』『安倍さんのためにも』とこちらを励ましてくれます。
見知らぬ方からこれだけ応援されるのははじめての経験です。
情勢調査で生稲候補は順位を下げていたので危機感を持っていましたが、手応えを感じています」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e91b4208b1fd154c461aae85832c1c5f864ff28