長年、全国の選挙を取材し続けてきたライターの畠山理仁によると

・前区長の腐敗が酷すぎるために区民がどこかにいい人いないかと、
ベルギーで公共政策と環境問題を研究していた杉本聡子に「日本に来て政治家をやってくれないか」と岸本聡子に頼み倒す。
・区長選挙の2ヶ月前に日本に移住して、2ヶ月で3期当選の現職区長を破る。(絶対にありえない事らしい)

・普通の候補者はマイクで自分が何をしたいか演説していくが、岸本はあちこち巡っては
地面に直に座って「ここに住んでいて不満は? どうして欲しいとかありますか?」と
区民に語らせて自分は何も話さずウンウン聞いていくという事をやっていたらしい。
公約を何度も変更してアップデート。

・宣伝も政党ではなく区民で賛同した人達が増えていって各駅でやってくれるようになった。
・現職区長を当選させたくない野党が後から乗っかったが、日本でも珍しい市民が作り出した首長。
50万人を超える人口の地区で2ヶ月でこれをしたのは今まで前代未聞。

著書
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