選択2022足元から国政まで〈第5部 突き付けられた課題〉㊤ 自民 人気優先の慢心


自民と連立を組む公明党も松山氏を推薦し、協力態勢で臨んだ。
県本部のある幹部は、支持者の働きかけで週刊誌の発売前に期日前投票を済ませた有権者から
「もう投票してしまった。どうしてくれるんだ―との苦情も相次いだ」と明かす。
中川宏昌代表(衆院比例北陸信越)は週刊誌報道があった7日、
自民県連の後藤茂之会長(衆院4区)らに「しっかり説明責任を果たしてほしい」と迫ったという。

中川代表は11日の取材に、自公の協力関係は「揺るがない」としつつ、
党員も松山氏を積極的に支援したとし「候補選定などは気を引き締めてやってほしい」と注文。
週刊誌報道後の対応の是非を含め「自民党側からしっかり検証結果を聞きたい」とする。