知事会、帰省・旅行の自粛求めず 「重症者の割合は限られ束縛不要」

参加した40都道府県の知事の多くが、感染状況について「第7波に突入した」との認識を示した。一方、オミクロン株の系統の一つ「BA.5」は「感染力は強いが重症化率は低い」との報告も相次いだ。こうした状況を踏まえ、国への提言案では「行政による行動制限とは本質的に異なる国民や事業者による予防行動が重要」とした。

平井伸治会長(鳥取県知事)は「今後、感染者数は幾何級数的に増えるだろうが、重症者の割合は限定的だ。現時点でお盆の帰省などの自由を束縛する必要はないと考えた。(旅行や移動では)感染予防のマナーを守っていただきたい」と会議後の取材に述べた。

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