山上徹也さんの人生

・自営業の父と優しい母のもと、幸せな中流家庭の次男として奈良市に生まれる

・しかし幼少期に父が病死する。母は悲しみを埋めるため、近所の宗教団体『統一教会』に入信する

(※統一教会は韓国の新興宗教で、安倍晋三の祖父である自民党・岸信介首相が日本での布教を援助していた)

・母は教団に洗脳され、父親の遺産をすべて寄付していった。山上、兄、妹は食べることにも事欠く極貧家庭に育った

・学問で身を立てようと懸命に勉強し、名門大学へ合格。しかし奨学金を母の宗教に使い込まれ、入学金すら払えずに進学辞退を余儀なくされた

・兄は安倍と同じ難病である潰瘍性大腸炎を患ったが、貧困から治療費を払うことができず、苦しみのあまり20代で自殺した

・妹は統一教会の合同結婚式によって顔も名前も知らない韓国人男性と無理やり結婚させられ、朝鮮半島の山奥へと送られて消息不明となる

・すべてを失った山上は、家族と自分の人生を破滅させた統一教会への恨みを募らせていく。銃の扱いを覚えるため自衛隊へ入隊し、三年間の任期を満了した

・統一教会の幹部を暗殺すべく、自分の手で拳銃と銃弾を作り上げて訓練した。しかし教団の警備は厳しく、機会を伺っていた

・そんな中、統一教会と蜜月の巨大権力者である安倍が選挙演説へ訪れる。警備は手薄。今こそ無念を晴らすときだと決意するのだった