国連は、世界人口デーの11日にあわせ、世界の人口が11月に80億人に達するとする人口推計を公表した。
来年には国別人口で2位のインドが中国を上回り、世界最多となるとの見通しも示した。

 2019年以来、3年ぶりに更新された推計では、世界人口は30年に85億人、50年に97億人、80年代にピークの104億人に達する。
一方、21年の人口増加率は推計が始まった1950年以降で最低を更新する0・82%となった。
人口増加のペース鈍化により、2080年代から2100年までは横ばいで推移する見通しという。

 今年1月時点の中国の人口は国別最多の14億2600万人で、インドが14億1200万人で続いている。
中国は15年に人口抑制策「一人っ子政策」を廃止したが、出生数の減少が続き、近く人口減少に転じるとの予測も出ている。

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