安倍晋三元首相の葬儀 献花台に大勢の人 増上寺に隣接する芝公園まで…「あまりにも突然」涙する女性も
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 参院選の街頭演説中に銃撃され、67歳で死去した安倍晋三元首相の葬儀が12日午後、東京・芝公園の増上寺で営まれる。妻の昭恵さんが喪主を務め、岸田文雄首相らが参列。歴代最長政権を築いた安倍氏の功績を、親族らと共にしのぶ。

 会場の増上寺には、献花をささげる人の長蛇の列ができ、11時半過ぎには一時的に雨が降ったが、献花台までの列は増上寺に隣接する芝公園までのびた。

 献花に訪れた都内の大学生(20)は「物心ついたときには安倍さんが首相だった。ありがとうと一言伝えたくて」とコメント。30代の女性会社員は「あまりにも突然で、悔しくて悲しくて」と大粒の涙を浮かべて追悼した。

 4歳の子供と一緒に来た30代主婦は「まさか銃を使った事件が日本で起きるなんて。小さな子供たちが大人になったときに、もっと安全、安心に暮らせる社会になっていくことを願いたい」と再発防止を願った。

 午後1時前に警察官が「一般献花の受付は終了しております。ご了承ください」とアナウンス。雨は一度止んだが、午後1時頃再びポツリポツリと降り出した。