NASAの新宇宙望遠鏡、史上最遠/最精細な宇宙の赤外線画像を撮影

2021年末に打ち上げられたNASAの新宇宙望遠鏡である「ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡」が、これまでで最も遠く、最も精細な宇宙の赤外線画像を撮影した。
今回公開された画像は、近赤外線カメラを使って12時間半にわたり異なる波長の画像を撮影し合成。これにより、「SMACS 0723」と呼ばれる銀河クラスターの46億年前の姿を撮影した。
一部の銀河が弧を描いているように見えるのは、銀河クラスターの重力が光を曲げるために生じる重力レンズの影響によるもの。この重力レンズ効果を利用し、これまでは点のようにしか見えなかった銀河を鮮明に写しだした。

https://www.nasa.gov/sites/default/files/thumbnails/image/main_image_deep_field_smacs0723-5mb.jpg
https://i.gzn.jp/img/2022/05/12/james-webb-space-telescope-focusing/00.jpg

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1424182.html