英Nothing Technologyは、13日、Androidスマートフォン「Nothing Phone(1)」を発表した。発売は8月。実売価格は6万9,800円の見込み。

 背面が透明になっているのが特徴で、端末の状態や通知の状況などによって本体背面のLEDライトがさまざまなパターンで光る「Glyph Interface」を備えている。

 SoCはSnapdragon 778G+を採用したミドルレンジ構成となっている。Snapdragon 778G+の構成はCortex-A78 2.5GHzを1基、Cortex-A78 2.4GHzを3基、Cortex-A55 1.8GHzを4基内包。GPUはAdreno 642L。AIエンジンはHexagon 770。

 カメラはメインカメラが5,000万画素で焦点距離は24mm相当、絞りがF1.88、前面カメラが1,600万画素でF2.45。画面サイズは6.55型で解像度は1,800×2,400ドット、10bit深度の色域に対応する。コントラスト比は100万:1、最大輝度は1,200cd/平方m、リフレッシュレートは60~120Hzで可変。タッチサンプリングレートは240Hzで、カバーガラスにはGorilla Glassを採用した。

 メモリとストレージは8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GBの3種類。バッテリ容量は4,500mAh、33Wの有線充電、15Wのワイヤレス充電、5Wのリバースチャージに対応。有線充電時で満充電にかかる時間の目安は約70分としている。

 デュアルSIM(nanoSIM)スロットを装備。対応周波数は5Gがn1、n3、n5、n7、n8、n20、n28、n38、n40、n41、n77、n78。4Gはバンド1、2、3、4、5、7、8、12、17、18、19、20、26、28、32、34、38、39、40、41、66。

 このほかBluetooth 5.2やディスプレイ指紋認証、IP53相当の防塵防滴性能を有する。FeliCa非対応。

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