軽自動車を運転して信号無視と速度違反で交差点に進入して別の車に衝突し、運転していた男性(当時55歳)を死亡させたとして、自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死)に問われた和歌山県紀美野町の会社員宮原裕人被告(24)の裁判員裁判が12日、地裁であった。松井修裁判長は懲役8年(求刑・懲役10年)の判決を言い渡した。

判決によると、宮原被告は昨年11月15日午前4時55分頃、和歌山市吐前の県道交差点の手前約50メートル地点まで時速約130キロで進行。交差点の信号が赤だったにもかかわらず、時速約85キロで進入して別の車に衝突し、運転していた男性を死亡させた。

松井裁判長は「日頃から交通法規を軽視しており、信号無視や速度超過に対するためらいのなさがうかがえる。危険かつ悪質だ」と述べた。

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