双葉町、住民が帰還可能に 復興拠点の避難指示、8月30日に解除
2022/7/14 16:51

 東京電力福島第1原発事故を受けた避難指示について、政府などは14日、福島県双葉町に設定された特定復興再生拠点区域(復興拠点)で8月30日に解除する方針を明らかにした。双葉町は原発事故による全住民の避難が唯一続く自治体。住民は初めて帰還できることとなり、11年超にわたる「住民ゼロ」状態が解消される見通しだ。

政府と県、町によるこの日の協議でまとまった。近く、政府の原子力災害対策本部で正式に決定される見通しだ。

https://mainichi.jp/articles/20220714/k00/00m/040/151000c