立民・国民代表、敗北も続投意欲 連合は弱体化鮮明

10日投開票の参院選で立憲民主党の獲得議席数は17にとどまり、改選23議席を大きく割り込んだ。
国民民主党も獲得5議席と改選7議席から減らした。
両党トップに辞任の考えはなく、続投に意欲を示しているが、今回の結果は支持基盤である連合の弱体化も改めて浮き彫りにした。

「任期の間、わが党をいかに上昇させていくかが責任だと思っている」。
立民の泉健太代表は11日、党本部で記者団にそう述べ、令和6年9月までの代表任期を全うする考えを表明。
「いつ次期総選挙があるか分からない。常在戦場だ」とも語り、今回の総括と備えを急ぐ考えも示した。

党勢のバロメーターである比例代表の得票数をみると、立民は今回677万と目標の1300万の半分強に過ぎず、日本維新の会(784万)を下回った。
だが泉氏はこうした状況について「十二分に、これから挽回していく余地がある結果だ」と言い張った。

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