イタリア首相が辞意 大統領は受理せず
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イタリアのセルジョ・マッタレッラ(Sergio Mattarella)大統領は14日、マリオ・ドラギ(Mario Draghi)首相が提出した辞表の受理を拒否した。
ドラギ政権は、連立を組む新興左派政党「五つ星運動(M5S)」が議会で政権に対する事実上の信任投票に参加しなかったことで、崩壊の危機に陥っていた。

【写真】首相を乗せて大統領府に到着した車

 ジュセッペ・コンテ(Giuseppe Conte)前首相が率いる五つ星運動はこの日、政権に対する事実上の信任投票となるインフレ対策をめぐる採決への参加を拒否。
同党は政策転換や内部分裂のため国民や議員の支持が低下しており、
採決不参加は来年予定されている総選挙に向けて草の根の支持回復を狙ったものだったと識者はみている。