旧統一教会元信者の金沢大・仲正教授「霊感商法でたくさん売れる人、幹部に出世していく人は聞き上手だった」〈dot.〉
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5b6ca47a7deb2cb27fc6fa2b056faf822305bd0?page=2

安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、逮捕された山上徹也容疑者の母親が入信していた宗教法人
「世界平和統一家庭連合」(旧・世界基督教統一神霊協会=統一教会)
日本教会の田中富広会長が行った記者会見を、元信者はどう見たのか。
金沢大学教授で『統一教会と私』の著書がある仲正昌樹氏は、
東京大学に入学した1981年に同大駒場寮で原理研究会に勧誘されたのをきっかけに入信し、
92年までの11年半、会員として活動。
その経験から「当時は会員のことや献金内容について幹部にあげていくような組織ではなかった」と内情を明かす。

(中略)

私は霊感商法をやったことがありませんが、
売っている人たちは何時に起きて何時に寝たかなどの日常のスケジュールを
アベルと呼ばれる直接の上司に報告しなければならなかったが、
それもあくまで献身的に仕事をさせるため。
どんな人にいくら売ったかという報告は当時やっていなかったし、
そういう記録も教会本部に入っていないと思います。
現在は当時よりも会員が減っているので、さらにそのようなことをする余裕はないと思います。