記録的な猛暑に列島が悲鳴を上げていた6月のある夜。黒ワンピースに黒キャップを目深に被ったダークな装いの女性が、ツカツカと住宅街を突き進んでいた。
キャップとマスクの間からのぞく瞳はクリクリと大きく、少し潤んでいる。相当な美貌の持ち主だ。美女はこぢんまりしたマンションの前で歩みを止めると、愛らしい瞳で周囲を見渡し、バッグから、鍵を取り出して部屋に入った(写真)。

少しして、今度はニットのバケットハットに丸メガネ、鮮やかな油絵の花がプリントされたTシャツを着たショートカットの美女が登場。オードブルでも入っているのか、重そうなビニール袋を提げて、件(くだん)の部屋に入っていった。

これから女子会――が始まるのではない。ここで夜な夜な「悪の女王」と「悪のヒーロー」の競演が行われているのだ。

「ダークな装いの美女」は『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系)で悪魔崇拝組織デッドマンズの女王・アギレラを演じる浅倉唯(26)。
「ハットの美女」は女性ではなく、同じくテレ朝系で放送された『機界戦隊ゼンカイジャー』で悪の王朝トジテンドの幹部の息子・ステイシーを演じた世古口凌(せこぐちりょう)(25)である。

「浅倉は元アイドル。仮面ライダー出演で、『アギレラ様がかわいすぎる!』と大バズりしました。抜群のスタイルでグラビア界も席巻。’21年の『グラジャパ!AWARD』グランプリに輝いています。
一方の世古口も、女性と見まがう美貌で人気沸騰。今年4月に、ファースト写真集を出しています」(芸能プロ幹部)

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