「臭いと言われたので」走行中の列車内で、男子高生の頭を何度も殴る…50歳の男を逮捕 [377482965]
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「臭いと言われたので」走行中の列車内で、男子高生の頭を何度も殴る…50歳の男を逮捕、男子高生は「言った事実はない」 | TBS NEWS DIG
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/102438
21日夕方、JR函館線の走行中の列車内で、乗り合わせた男子高校生の頭を何度も殴るなどし、けがをさせたとして、50歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市南区に住む自称・無職の50歳の男です。
この男は21日午後6時ごろ、JR函館線の大沼駅から鹿部駅の区間を走行していた普通列車内で、乗り合わせた15歳の男子高校生の頭を何度も殴り、けがをさせた疑いが持たれています。
警察は、JRから「男性客が他の客を殴っている」という通報を受け、鹿部駅で列車の到着を待ち、その場で男を逮捕しました。
取り調べに対して自称・無職の50歳の男は「臭いと言ったことが聞こえたので、腹が立った。私がやったことに間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。
一方、男子高校生は「臭いと言った事実はない」などと説明していて、警察は、引き続き当時の状況などを詳しく調べています。
この事件のため、普通列車は1時間ほど運転を見合わせ、およそ60人に影響が出ました。 >>202
「てめぇ!!ふざけんじゃねぇ!!!」
気がつくと私は若造上司の襟首を掴んで叫んでいた。
あいつは狼狽えた様子でドギマギしながら「こっ、こ、この事は派遣会社に報告しますからね!!」なんて言いながらどこかへ逃げていった。
情けないやつだ。
こんな少しのゆとりも許されず、アダルトサイトを見ていると吹聴される会社にはもういられない。
私もその場を後にし、派遣会社の担当者へ電話、即日退社する旨を伝え、次の派遣先の紹介を依頼した。
つまり、“私から”辞めてやったのだ。
ベテランの私が辞めたとなれば、あいつも相当に困るはずだが、そんな事は私の知ったことではない。 >>203
あいつは私の中で一線を超えてしまったのだ。
心残りはA子ちゃんをあのような会社に残して去ることだが、連絡先は知っている。
昨晩飲み会の席で粘り続けて、なんとか聴き出したのだ。
最初は脈なしかと思っていたが、今にして思うとあれはきっと焦らして私の困った顔でも見ようとしていたのだろう。
今夜にでも電話して派遣先を移る様に誘ってみよう。
-夜
「おかけになった番号は現在使われておりません。」
....。
昨晩は私もあの子もそれなりに酔っ払っていた。
おそらく伝え間違いか聞き間違いがあったのだろう。
今度会社の近くで待ち伏せて聞き直すことにしよう。
そんなこんなで会社を辞めてから2ヶ月が経った。
最初は連休気分を満喫していた私だったが、貯金が底をつき、少し焦ってきた。
新しい派遣先の紹介を依頼していた派遣会社は、言い訳ばかりで全く役に立たない。 >>204
「どこの会社も若い社員を募集している」
「あのような問題を起こした直後だとちょっと...」
「今のスキルのままでは...」
ここ2週間は、毎日のように派遣会社へ電話しているが返ってくる返答は変わらなかった。
自分でも探してみたが、見つかるのはコンビニのアルバイトや介護など、私の能力や年齢に見合っていない求人ばかりだ。
世間体もある。
50歳にもなってアルバイトなど蔑んだ目で見られるに違いないのだ。
それにまた自分よりも若い奴にあれこれ注文を付けられたり、教えを乞うのはまっぴらだった。
私にはこれまで生きてきた経験と誇りがある。
困窮しているからと言って、そのような求人に縋るのは私のプライドが許さない。 >>205
とは言え、すでに貯金は尽きた。
財布の中には379円のみ。
私はほとほとに困り果てていた。
このままでは家賃はもちろん光熱費も払えない。
そして、ここまで語っていなかったが、私には消費者金融で摘んだ借金がある。
このような状況で支払えないのは仕方がないが、「払えません」「待ってください」などと年下に頭を下げるのはごめんだ。
私は何かいい方法がないか考えた。
現状を打破...とまでは行かなくて良いが、各種の支払いを一時的にでも回避する手段...。
そんな時、避暑のために立ち入った家電量販店のテレビであるニュースを見た。
——安倍晋三銃撃事件。 >>206
“これだ”と思った。
何か騒ぎを起こせば私の身柄は警察に勾留される事になる。
警察に勾留されていれば、家賃の支払い借金の返済が出来なくても“仕方がない”
とは言え、誰かを殺したり傷つけたりする必要はない。
勾留はあくまで一時的で良いのだ。
2週間ほど3食と寝る場所が確保出来れば良い。
その間にこれからの事を考えよう。
そうと決まれば後は行動に移すのみ。
殺したり傷つけたりするのは論外だが、何かを盗むというのも却下だ。
“無職の50歳が万引きで逮捕”なんて情けがない。
そうなると途端に手段が限られてくる。
そんな時、またもテレビでニュースが流れてきた。
——財布落とし非常停止ボタンで山手線止めた客、駅員からの叱責動画をSNSに投稿 >>207
番組では弁護士が“威力業務妨害罪が適用される可能性がある”と語っていた。
私はまたもや“これだ”と思った。
誰かを傷つけたり殺したりせず、盗みを働くわけでもない。
そしておそらくは初犯であれば勾留のち厳重注意で済むだろう。
昭和三種の神器の一つであるテレビから天啓を得た私は早速JRに乗り込んだ。
早速非常停止ボタンを押そうとしたが、直前になって思い至った。
押した後は当然車掌から呼びかけがあるはずだ。
何か理由がなければ、ただの誤報で処理されてしまうかもしれない。
もしイタズラと判断されても、“50歳無職、イタズラで非常停止ボタンを押して逮捕”ではあまりに居た堪れない...。
とは言え、体調不良では正当な理由になってしまう。 >>208
それにいざ実行に移すとなると、威力業務妨害罪が怖くなってきた。
いっそのこと、他の乗客に因縁をつけてボタンを押させるはどうだろう。
これなら私はボタンを押さずに警察沙汰にできるだろう。
2週間勾留とは行かなくとも、1食くらいは食べられるはずだ。
因縁は罵倒された事にしよう。
悪口を言われ反論、少し過剰に騒げば警察が処理しに来るだろう。
これなら窃盗やイタズラのような恥はない。
過剰だとしても、誇りを守るために取った行動なのだ。 >>209
そうして私は非常停止ボタンの近くにいてひ弱そうな男に声をかけた。
「おい!!お前今俺に臭いって言ったか?」
乗客はしどろもどろになって状況を掴めずにいる。
それも当然だ。
彼は何も言っていないのだから。
だが、煮え切らない態度で「あの」「その」を繰り返し、一向に非常停止ボタンを押す気配のない男に段々と本当に腹が立ってきた。
「おい!何言ってるかわからねえよ!!」
「はっきり喋れ!」
「臭いって言ったよな!?」
周囲の乗客がざわつき始める。
もう一押しと言わんばかりに襟首に掴みかかったが、それでも一向に非常停止ボタンを押す気配はない。
最近の若い奴はどうなっているんだ...。
後に弾けなくなったが、暴力を望んでいるわけではない私はこれ以上騒ぎを大きくする手段が他に思いつかず、最終的に自分で非常停止ボタンを押した。 >>210
車掌が事情を聴取しに来た。
“あぁ、ようやく解放される”と思った私だったが、因縁をつけた相手に事を荒げるつもりはないらしく、一連の騒動は私の試行錯誤の甲斐なく、“騒ぎを起こした人物が車両を移動する”というシンプルな解決策で幕を閉じた。
私は絶望した。
非暴力ではこれが限界だったのだ。
しかし、ここまでやって後には引けない。
なけなしの金もJRの運賃で消えてしまっている。
移動先の車両で男子校生が楽しそうに友人と語らっている。
全ての物事に憤りを覚える。
ひ弱そうな男、車掌の対応、男子校生の笑顔、A子の電話番号....
そして私は男子校生の頭部に狙いを定め拳を....
FIN ?
※フィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。 >>1
ガキが嘘ついてんだろ
ちゃんと止め刺しとけよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています