スプラッター映画鑑賞会にセックス談義 歴代総理の奇行列伝

 総理大臣の覚悟とは、自分ですべて決断し、すべて責任を負うことである。何も国のトップに限ったことではなく、企業の社長、一家の家長であってもリーダーの役割は同じである。しかし歴代総理の中には、その覚悟が見えないからどころか、「奇行」が目立つ人物も多かった。

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 別の元首相の「末期症状」はもっと背筋が寒くなる。政権の行き詰まりで体調もすぐれないと見られていた時期、総理大臣には密かな楽しみがあった。
それは、深夜や休日に自宅リビングに家族を集め、なんとスプラッター映画を鑑賞することだったのである。スプラッター映画とは、ホラー映画のなかでも特に殺人シーンや残虐な拷問シーンなどを強調したグロテスクなジャンルのものだ。

 秘書に命じて次から次へと過激な作品を買い集め、嫌がる家族を座らせて大音量で上映し、目をらんらんと輝かせていた姿は、その家族にも「もう限界だ」と思わせるものだった。

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