Gレコは紛れもなく駄作だったが、
それでも富野には不老不死でいて欲しい

富野は常に何かしらに対する怒り
あるいは問題意識を抱いていて、
その怒りのエネルギーは作品となって反映される
だから富野はいつまで経っても作品を作り続けたいと思ってる

こうしたエネルギッシュでクリエイティブな
創作意欲を持った著名なクリエイターが意外と少ない
宮崎駿はなんか燃え尽きちゃってる感じするし
(実質的にもののけ姫が彼の遺作だった)
押井守も庵野秀明も、そこまで世相に怒りを感じて
作品にエネルギーとして反映させようとか思ってない
ってか押井守と庵野秀明はぶっちゃけ悪く言うとただのオタク

結局、富野と福井晴敏の何が一番違うかというと
福井晴敏は地球環境への問題意識、
世相への怒りのエネルギー、そうしたものがない
ないから、そうしたものを吐き出すラスボスみたいな濃いキャラが生まれない
福井晴敏も前出の押井守と庵野秀明のようなオタクでしかない