https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_62ddf44fe4b0a6852c391a46
アメリカ最高裁は6月、中絶を憲法が保障する権利と定めた「ロー対ウェイド判決」を覆す決定を下した。そのため各州が中絶手術を禁止することが可能となり、性暴力で妊娠した10歳の少女が地元のオハイオ州で中絶を拒否され州外の病院へ行かざるを得ないなどの事態も発生している。

中絶の権利を求めてデモが行われているほか、国内外の著名人やリーダーたちから反対や非難の声が相次いでいる。

そうした中、フロリダ州選出のマット・ゲイツ下院議員は7月23日に地元で開かれた保守派の会議で、大学生に向かって以下のようにスピーチした。

「中絶賛成派の集会を見たことがありますか?」ゲイツ議員は学生たちに問いかける。

「みんなうんざりしています。なぜ妊娠の可能性が非常に低い女性が一番中絶について心配しているんでしょう」

「親指みたいな見た目の女性を誰も妊娠させたがらない」

「彼らは158センチで158キロくらいあって、こう言うんだ。『中絶の権利を与えろ、与えないなら立ち上がって抗議する』」

「1日1時間くらい行進した方がいいんじゃないか。腕を振って、血の巡りをよくして、サラダでも食べたらどうだ」

このスピーチの動画はTwitterで500万回以上再生されている。