「仲良く貧乏」を選んだ日本は世界に見放される
1人当たりGDPは約20年前の2位から28位へ後退

アメリカとドイツに共通し、日本と異なるのは、次の3点です。

① 移民の受け入れ。総人口に占める移民の割合は、アメリカ15.3%、ドイツ18.8%と高水準です。
両国とも近年は移民増加の弊害に悩まされていますが、長い目で見ると移民が経済を高度化させました。

② ものづくりの革新。アメリカ・テスラの電気自動車やドイツの「インダストリー4.0」のように、アメリカ・ドイツの製造業は、
大胆にITを取り入れてものづくりを革新しています。

③ IT・金融など成長分野でのクラスター形成。アメリカのシリコンバレーやドイツのフランクフルト金融市場のように、
IT・金融など成長分野でクラスター(産業集積)の形成に取り組んできました。

https://toyokeizai.net/articles/-/605668?page=3