生後2カ月の息子を冷凍庫などに閉じ込めたとされる父親の裁判で、
大阪地方裁判所は、罰金30万円の有罪判決を言い渡しました。

大阪市東住吉区に住む西岡竜司被告(43)は去年、福岡市のホテルで、
当時生後2カ月の次男を冷蔵庫や冷凍庫に閉じ込めた暴行の罪に問われています。

これまでの裁判で西岡被告は、「冷蔵庫などに入れたのは間違いないが暴行をしたとは思っていない」と話し、
弁護側は暴行の故意はなかったとして無罪を主張していました。

一方、検察側は冒頭陳述で「当時息子は生後2カ月で、体温調節も未発達で呼吸する力も弱かった」とし、
暴行罪にあたると主張しました。

25日の判決で、大阪地裁の大久保優子裁判官は「被害者がひとりの人間であることを無視した身勝手な犯行」
と指摘し、罰金30万円の有罪判決を言い渡しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd9e5c03246fdc65c0dd4b96075dc6a47a8301a5