暴力団員を装ってSNS(交流サイト)で知り合った女子中学、高校生らを脅して乱暴するなどしたとして、女性8人に対する強制性交と強姦の罪に問われた住所不定、無職の男(40)の第2回公判が25日、大津地裁であり、被告は「合意の上だった」と無罪を主張した。

 被告は4月の初公判で国選弁護人の解任を叫んで暴れ、退廷を命じられたため、認否は留保になっていた。25日の公判では「援助交際をやめさせるために女の子に会った。ヤクザとか言ったのは性行為の後だった」と話し、脅迫して乱暴していないと主張した。

 起訴状によると、被告は2015年3月~20年7月、県内で当時13~21歳の女性8人を自分の車に乗せ、「俺ヤクザやねん」「パパ活とかをやめさせる仕事をしている」などと脅して乱暴した、としている。別に起訴された当時17歳の女性に対する強盗強制性交罪は裁判員裁判で審理される。

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