https://i.momicha.net/momicha/1658853419777.jpg
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000032179847&fileKind=2

Dietary energy supply used in the estimation of prevalence of undernourishment (kcal/cap/day) (3-year average)
つまり国連による貧困国認定の根拠に使われる統計によると
2016-2018年は2687kcalで114位
2017-2019年は2685kcalで117位
2018-2020年は2653kcalで120位
2019-2021年は2640kcalで124位と推移しており
2020年の出来事、つまりコロナによる外食需要減が国民一人あたりの食糧供給量に大きく影響を与えていることが分かる
また、2000-2002年は2841kcalで62位と直近より遥かに高く、その頃からシュリンクフレーションしたことでちょっとした出来事で国連に貧困国認定されるレベルの自転車操業国に落ちぶれたことも理由として挙げられる

ちなみに韓国の場合は
2016-2018年は3391kcalで26位
2017-2019年は3412kcalで21位
2018-2020年は3407kcalで23位
2019-2021年は3387kcalで24位
と日本ほどではないにしろ新型コロナによる影響を受けているようにも見えるが日本と違ってシュリンクフレーションしていないので当然ながら国連から貧困国認定されることは無かった
https://www.fao.org/faostat/en/#data/FS

ちなみに東アジア及東南アジアの推移がこれ
日本の場合リーマンショックの頃とコロナ禍で特に凹んでいるが概ね徐々にシュリンクフレーションしている傾向で
これが貧困国認定の判断材料のひとつになっている
直近では北朝鮮と東ティモール以外全てに負けているが
栄養失調率では多くの東南アジアよりマシとされているのは
食糧へのアクセスの不平等のレベルの低さが評価されていると思われる
https://databank.worldbank.org/metadataglossary/world-development-indicators/series/SN.ITK.DEFC.ZS
によると
栄養不足に関するデータは、国連食糧農業機関(FAO)からのものであり、1人あたりの人間の消費に利用できる平均的な食糧、食糧へのアクセスの不平等のレベル、および平均的な人に必要な最小カロリーに基づいて食糧不足を測定します
とある
https://i.momicha.net/momicha/1658816928846.jpg