「中国がFRBへ工作活動」報告に 中国反発「被害妄想だ」
7/28(木) 12:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/30a0c5351b2f027aec06107d0ad0f73f24022dbe

 アメリカの共和党議員が、中国について「FRB=連邦準備制度理事会の
内部情報を得るため、工作活動をしている」と指摘したことに対し、中国政
府は「アメリカの政治家は中国恐怖症を患っている」と皮肉りました。

 ウォールストリートジャーナルによりますと、アメリカ・共和党の上院議員
は26日に公開した報告書で、中国がFRBの職員に対し政策金利の変更な
どに関する情報を現金で買い取ると提案していたと指摘しました。

 また、2019年には上海で中国当局がFRBの職員を拘束し、情報の提供
を強く求めたとしています。

 これに対し、中国外務省は今月27日の会見で「少数の共和党議員が悪
意をもってでっち上げた嘘だ」と反発しました。

 そのうえで、「アメリカの一部の政治家は中国恐怖症と被害妄想を患って
いて、症状はかなり重いようだ」と皮肉りました。